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足掛け15年に及ぶ抜本的経営改革を2005年で完了。今後は、ダイドーグループの新たな未来像に向け、コア事業を中心とした安定成長への布石を打ってまいります。

  当社が生産部門の中国移転を決断し技術者の中国派遣を開始したのは、1987年のことです。その後、ベルリンの壁崩壊(1989年)、中国の市場経済導入(1992年から)など国際環境の大きな変化を経て、産業の国際分業化が進展してまいりました。ダイドーリミテッドグループは、こうした変化を先取りした抜本的経営改革を足掛け15年にも及び実施してきた結果、2005年11月の賃金制度の改正をもってほぼ完了することができました。
  この改革を通して当社グループは、2つのコア事業「衣料原料事業」と「衣料製品事業」の新たな基盤を着実に構築してまいりました。
羽鳥 嘉彌
代表取締役会長(CEO)
羽鳥 嘉彌
 「衣料原料事業」におきましては、中国ダイドー工場は2006年で創業10周年を迎えております。1996年5月の第1工場の開業に始まり、以降、日本国内に点在していた大小10工場を徐々に中国へ移し、現在、中国には6つの工場を擁するまでになっております。また、2004年12月には、株式会社オンワード樫山との間で資本業務提携を締結し、同社商品の受託生産を行うことで生産数量の拡大を一層図っていけるアライアンス体制が加わっております。
 一方、「衣料製品事業」では、主力ブランド「ニューヨーカー」におきまして、2004年春夏コレクションより『ハウスタータンチェック』を開発・導入し、これをメッセージ・シンボルとしてMDの統一感と連続性の確立を目指してまいりました。そのための販促プロモーションに対し、当社は、2004年秋冬から2006年秋冬の2年間で5億円を投じ、ニューヨーカーのブランドイメージの訴求を図ってまいりました。加えて、体制面では、2006年8月に主力ブランド「ニューヨーカー」に関連する子会社5社を合併し、株式会社ニューヨーカーを設立するとともに、同年10月には婦人服に関連したニット製品・手編糸等のメーカーを統合(3社合併)し、株式会社パピー・ジャルダンを設立するなど、分社経営体制の強化とダイドーグループの総合力の強化を図っております。
 今後は、これらの新たな経営基盤のもと、2つのコア事業を中心とした安定成長を目指して、次の安定成長に向けた布石を打ってまいります。株主・投資家の皆様におかれましては、引き続き当社の経営に対するご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
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