大きな可能性を持つ中国におけるビジネス展開を、今後の重要な戦略と位置づけて、新たな挑戦をスタートさせております。
当社は明治12年(1879年)の創業以来、「お客様第一」「品質本位」を基本理念としての経営を目指してまいりました。
この「量」より「質」を最重要とする経営のキーワードは「領域」、「信用」、「効率」であります。第一に事業領域の明確化です。「牧場から売り場まで一貫したクオリティメーカー」という独自の領域を定めています。
第二は信用の蓄積です。社会や自分達が活動する市場の中で永く生き続けるためには、お客様からの「信用」が不可欠です。「品質」に対する信用、「CSR(企業の社会的責任)」に対する信用が基本です。第三は効率の向上です。すべてにおいて効率の向上を心掛け、グループ各社が1つの利益集団として責任を持ち、高水準の連結利益を実現することで、ダイドーグループの繁栄とそれによる全てのステークホルダーに対する貢献を目指しています。
当社は、この長い歴史のなかで、その時その時に大いに変化に富んだ「決断と改革」を進めてきました。最近では、生産部門を中国へ全面移転し、その技術を世界品質のレベルへと向上させる改革、販売部門のニューヨーカーを中心としたSPA化への転換による新たな収益モデルへの改革、所有不動産の賃貸事業への活用・拡大などで多くの成果を生み出してきました。新たな中期経営計画では、今後の世界戦略に向けて強固な経営基盤を構築するための「業務改革」と、これを基礎に「グローバル企業への進化」を目指すための各種の戦略的取り組みを推し進めております。
「グローバル企業への進化」を目指した戦略では、中国での事業に大きな可能性を見据えております。ニュ-ヨーカー、パピーはそれぞれのスタイルをつくりあげ、拡大する中国市場とともに確実に成長させたいと考えております。さらには、独自の能力であるファインウーステッド、テーラードクロージング、オーダーメイド技術に磨きをかけ、高級ファクトリースーツスタジオ「ミリオンクラブ」の事業展開を拡充してまいります。ミリオンクラブ事業を通して中国はもとより、日本、そして世界のビジネスパーソンのお役に立ちたいと願っております。
この様に当社グループは、これからも経営改革を全員の知恵と総力を結集して実行し、ご信頼をいただける企業としての発展と社会への貢献を果たす所存であります。
今後とも一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。







