ダイドーエンゲージメント

当社グループは、140年余にわたる歴史の中で、「お客様第一」「品質本位」を基本理念とし、あわせて企業の社会的責任(CSR)を重視した経営体制の強化を目指す当社グループにおいて、コンプライアンス(法令遵守)とトレーサビリティ(お客様へお届けする製品が「いつ・どこで・だれが・どのように」生産し、流通したのかを追跡・遡及できる仕組み)の更なる確立は大変重要な課題です。また、マーケットにおいても、商品に対してより高いレベルでの「安全・品質」が求められています。

一方、危険等からの消費者保護の観点から、EU諸国の法の整備、日本における有害物質を使用した染料の使用規制の法制化等による危険からの消費者保護が定着しつつあります。

こうした中、より高い「安全・品質」への世界的なニーズの高まりに対応していくために、当社グループは、CSRの推進はもとより、中国の製造部門が推進してきた「CSM2000」に加え、当社がマーケットに供給する商品の「品質本位」のより具体的な行動として、「お客様に対する商品の安全の保証と品質の保証の仕組みづくり・その仕組みの維持」を主な目的とした『ダイドーエンゲージメント』(ダイドーリミテッドグループのお客様へのお約束)を発足させ、サプライヤーの皆様と共にこの活動に取り組んでまいります。

「ダイドー サプライヤー行動規範(DAIDOH SUPPLIER Code of Practice)」の制定

企業活動がグローバル化し、社会に与える影響がより一層拡大してきている今日、CSRへの取り組みは企業の持続的発展に欠かすことのできない最重要テーマとなっています。ダイドーグループは、顧客、従業員、株主、地域社会といったステークホルダーに対する責任、さらには環境に与える影響への責任を負う行動を、自発的に取っていくことを促進していかなければならないと考えています。

当社グループは、全ての部門にわたって、責任ある行動を保証する体制を整備することが、グローバル企業集団として、サスティナブル(持続可能)な経営を推し進めていくことができるものと確信し、『ダイドーエンゲージメント制度』を2011年にスタートさせました。

この取り組みにおける重要な構成要素は、『DAIDOH SUPPLIER Code of Practice』(ダイドーサプライヤー行動規範)です。これは、あらゆる国、事業、職業を通じてダイドー製品の製造と販売に関与する人々にとっての最低限の行動標準を示したものであり、法的規制と国際基準に基づいています。たとえば、社会的基準に関する規範は国際労働機関(ILO)の中核的条約に従い、製品安全に関する要求事項は使用制限物質リスト及びダイドー製品流通地域の法律に準じたものとなっています。

ダイドーサプライヤー行動規範は、「安心・安全への保証活動」、「環境・社会的責任への保証活動」
「製造~販売の品質保証活動」の3つの活動分野および、2つの「製品要求」と4つの「企業要求」の合計6項目の要求事項から構成されており、これらの保証活動を通じて、「サスティナブル(持続可能)な信頼と価値」を構築していきます。

サプライヤー行動規範
(CODE OF PRACTICE)

「ダイドーサプライヤー行動規範」の要求内容

経営責任 法令遵守、お客様要求、環境社会要求へ適合遵守の組織的実現と維持
品質保証・製品安全 標準化と品質管理、有害物質不使用
環境 法令遵守、排水、水、エネルギー、廃棄物、騒音
社会的責任 最低就労年齢、若年労働、平等、報酬、労働時間、結社の自由/団体交渉権、ハラスメントと虐待、労働契約の遵守、苦情処理管理
安全衛生健康 労働環境、教育と研修、防火と消火、危険物、飲料水、衛生施設、医療ケア、宿泊施設

これらは、「ダイドーエンゲージメント/お客様とのお約束」に必要と考え、グループ全社が適合遵守に取り組み、加えてグループのお取引サプライヤーにも説明と同意協力を求める必須課題です。

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