| 2021/3 | 2022/3 | 2023/3 | 2024/3 | 2025/3 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 (百万円) | 17,299 | 24,609 | 28,218 | 28,697 | 28,609 |
| 営業利益 (百万円) | △2,527 | △1,771 | △481 | △442 | △64 |
| 経常利益 (百万円) | △2,204 | △1,615 | △378 | △336 | △233 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | △4,513 | △3,544 | 6,757 | 291 | △2,483 |
| 1株当たり当期純利益 (円) | △138.62 | △108.37 | 207.46 | 10.22 | △91.65 |
| 1株当たり純資産(円) | 291.23 | 209.89 | 442.30 | 511.82 | 419.23 |
| 事業別売上高 (百万円) | |||||
| 衣料事業 | 14,263 | 21,886 | 25,363 | 25,741 | 25,298 |
| 不動産賃貸事業 | 3,084 | 2,774 | 2,895 | 2,998 | 3,310 |
| 連結調整 | △48 | △52 | △41 | △41 | △43 |
| 合計 | 17,299 | 24,609 | 28,218 | 28,697 | 28,609 |
(百万円)
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国内小売部門の自社ブランドである「ニューヨーカー」は、秋口の気温の高止まりが定価販売の減少をまねき、前期比で利益を減少させる結果となりました。
ライセンスブランドである「ブルックス ブラザーズ」は、日本市場用の商品開発やコラボレーション企画の効果もあり既存店売上高は増加し、新店舗出店やインバウンド需要の取り込みもあり、前期比で増収増益となりました。
中国小売部門については、中国経済の先行き懸念により個人消費が低迷したことで損失が拡大いたしましたが、2025年1月に全出資持分の譲渡を完了いたしました。
製造部門では好調な国内小売部門に牽引されて中国製造子会社の出荷量が増加いたしましたが、イタリアの衣料原料製造子会社においては、コロナ禍からの回復期に生じた取引先の受注前倒しの反動によって売上高が大きく減少する結果となりました。
以上の結果、売上高は25,298百万円(前期比1.7%減)、セグメント損失(営業損失)は37百万円(前期は営業損失36百万円)となりました。
なお、イタリアの衣料原料製造子会社と国内小売部門において、当連結会計年度に固定資産減損損失2,927百万円を特別損失として計上しております。詳細につきましては本日開示いたしました「特別損失の計上および業績予想と実績値の差異に関するお知らせ」をご覧ください。
小田原の商業施設「ダイナシティ」では、2024年4月に新館「ウエスト アネックス」がオープンしたことによる賃料収入の増加に加えて、新館オープンによる来館客数増加の効果がダイナシティ全体に波及し、前期比で増収増益となりました。
オフィスビル等の賃貸については、2023年3月の本社ビル売却にともなう保有資産の組み換えが、前期中に一時的に完了したことで年間を通して賃料収入が発生し、大幅な増収増益となりました。
以上の結果、売上高は3,310百万円(前期比12.0%増)、セグメント利益(営業利益)は990百万円(前期比110.6%増)となりました。
各報告セグメントに配分していない全社収益及び全社費用において、2024年6月に開催いたしました定時株主総会における特別対策費用(主にアクティビスト対応にかかる費用)135百万円を販売費及び一般管理費として計上いたしました。こちらの費用は当連結会計年度に臨時的に発生した費用であり、翌連結会計年度には発生しない見込みとなっております。
現金及び預金の増加などがありましたが、建物や構築物、土地の減少などにより、資産合計は前期末比34億86百万減少し、373億95百万となりました。
資産除去債務の増加などがありましたが、繰延税金負債や長短借入金、預り金の減少などにより、負債合計は前期末比10億35百万減少し、252億となりました。
減損損失や支払負担金の増加などにより親会社株主に帰属する当期純損失を計上した結果、利益剰余金が減少することとなり、純資産合計は前期末比24億51百万減少し、121億95百万となり、自己資本比率は30.5%(前期末は33.7%)となりました。
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